五十肩

「あれっ⁉腕が上がらない」と思ったら危険

五十肩は早めの施術が重要です。

五十肩という名前ですが、50代に限らず30~40代で起こることもあります。

放っておいても1年~2年で自然に痛みは改善されますが、肩の動かしにくさが残ってしまい、日常生活に影響が大きいことから早めに施術することが大切です。


【五十肩の原因】

五十肩は、肩関節の痛みと動かしにくさが起こるのが特徴です。肩関節周囲の筋肉や組織が傷ついて熱を持つことで、痛みや動かしにくさを感じるようになります。

肩関節は、他の関節と比べて動く範囲も大きいため、負担がかかりやすい関節です。

加齢で筋肉や腱が弱くなり、使い続けるうちに熱を持ってしまうといわれていますが、はっきりとした原因は明らかではありません。


【五十肩の治療方法】

五十肩には3つの段階があります。

「急性期」→発症後2週間~数か月 寝ていても痛い、少し動かしただけで痛いのが特徴

「慢性期」→寝ているときも痛いということはなくなったが、肩が動かないのが特徴

「回復期」→少しずつ腕の動かせる範囲が広がってくるのが特徴

それぞれの段階に応じた治療をしなければ、効果がないばかりか、かえって悪くなります。

 

①初期の五十肩は、痛みを取り除く施術を行います。

鍼治療には鎮痛効果があることから、この時期の五十肩治療は、痛みを取ることを目的に行います。

 

②肩の動き滑らかにします。

痛みがおさまると、肩の動かしにくさが生じてきます。

痛みがなくなって施術を中断すると、関節の動く範囲が小さくなり日常生活に支障が出るため、この時期の鍼灸施術はとても大切です。


【セルフケアのアドバイス】

痛みのない範囲で、肩関節の運動をすることは、とても大切です。

しかし、間違った方法で行うと、筋肉や腱を痛めてしまい、症状を悪化させることになります。

患者さんの症状と関節の動く範囲を見極めながら、最も良い方法をアドバイスします。